微笑を誘う三笘薫のチャント

テキーラNo.5」が三笘のチャントであることはいうまでもない。
ブレイクのところで「テキ~ラ!」と叫ぶ、あの曲だ。
三笘が良いプレーをすると、場内のどこからともなく「だったら、だらったった…」という歌声がわき起こる。
「だったらだっらった」と延々とモゴモゴした末に、晴れて「ミト~マ!」と叫べるのだが、その頃にはもうフィールドは別の局面に変わっている。マヌケなこと、この上ない。
三笘が良いプレーをしたら、すぐに「ミト~マ!」と叫べればいいのだが、そうは問屋が卸さない。
「だったらだらった」言いながら、十数秒はガマンしていないといけないのだ。
この、モコモコしている間合いが、いかにも時機を逸していて、微笑ましい。

もし三笘がゴールを決めたのなら、プレーが再開されるまで十数秒はあるから、チャントもばっちり盛り上がるというものだ。
三笘よ、ゴールを決めてくれ!